こんな人が好き:ペペの場合
マーケティングセグメンテーションの番外編です。
本稿では、参考までに私が自分の好みの女性をどのように要件定義しているのかについて書いてみたいと思います。
人によって手順は違うと思いますが、最終的にどんな異性と、どんな関係性で、どんな生活を送りたいのかが明確にイメージ出来るようになれれば良いのではと思います。
逆に、ここがモヤッとしていると進める・切るの基準が曖昧になり、無駄に試行回数を増やすことになってしまうので、ちょっと大変ですが最初にしておくべき作業だと考えてます。
1.異性に求める優先順位
よく、婚活では優先すべき項目と妥協すべき項目を明確化しなさいと言われていますが、これは全くもって同意です。全てが理想の異性なんて、タイミングよく出会えて、しかも付き合うというハードルを考えると宝くじを買うようなものです。
なので、対象の母数を広げるためにも、どの項目が自分の結婚満足度にとってよりインパクトが大きいのかを考えるのは非常に重要だと思ってます。
ちなみに、私の優先順位は以下の通りです。
①性格(妥協不可):何十年も一緒に過ごすわけですから
②仕事(妥協化):最悪、何かあっても自分の事は自分で面倒が見れる人が理想
③年齢(妥協化):30代前半以下なら何歳でもOK※
④容姿(妥協化):惚れっぽい性格なので、年齢と性格が対象内であれば世の中の女性の半分ぐらいは好きになれる自信あり。
⑤学歴(気にしない):仕事がしっかり出来ている方なら正直学歴は関係ない
⑥既婚歴(気にしない):子供がいなければ過去は別に気にしません
⑦家事能力(気にしない):最低限度の清潔さを保てれば後は気にしません。料理も作れなければ外注可能ですし。
※年齢は、子供を生みやすいかどうかのみで区別しているので、この制約がなければぶっちゃけアラフォーでも気にしなかったり。(私は年上好きです)
ただ、これだけだとまだまだフワッとしてるので、妥協できない性格についてはさらに深堀して、持っていてほしい属性の特定までしました。
2.好みの性格って具体的に何?
優先順位を考えたのちに、妥協できない項目についてはさらに深堀をすべきです。
妥協できないのに何を求めているのかが曖昧では、意思決定があやふやになってしまいます。
私の場合は、妥協できないのは性格ですので、これを深堀ます。
私の性格の好みは、一言でいうと幸せにしがいのある女性です。
では、どういう属性を持っている女性なのかを見てみると、主に下記3つとなります。
①自立している大人の女性
・自分の頭で物事を考えて、自分の言葉で語れる人
・自分の価値観を外注しない人
・自分はどんな時に幸せなのかを分かっている人
・他人を自分の幸せのための道具にしない人
②パートナーとの間で優しさを循環させることが出来る女性
・ありがとう、ごめんなさいがちゃんと言える人
・他人からの愛情に感謝が出来る人
・自分が悪かった点については、自覚・反省して改善できる人
③目的意識をもって生きている人
・何らかの目標をもって人生を送っている人
・自分で定めた目標に向かって行動ができる人
・一つの目標を達成しても、新しく目標を見つけてまた頑張れる人
こういう人と結婚して、深刻なことからくだらないことまで互いの意見を交換して発見や刺激を与えあって、お互いにパートナーを大切にして、そして彼女の目標を応援して一緒になって頑張って、そんな生活が出来たら良いなぁと日々妄想しています(*´Д`)ハァハァ
ちなみに、この3つは私の長年の親友達が持っている属性でもあります。これらを持っている人とは、長期間一緒に仲良くやっていけるという実感があるのも大きい。
しかしながら、当然現実は厳しく、全てを兼ね備えている人は結構なレアキャラ。
上記一つ一つは大して難易度も高くなく、単一だと属性を持っていらっしゃる方も多いのですが、この三つをandで持っている方ってやっぱり中々居ないなぁというのが実感です。
なので対象を広げるためにも、私はこの性格以外についてはこだわりを持たないことにしています。
3.奥さんを幸せにするのが、幸せな結婚の近道らしい
興味深いことに、とある研究によると、男性の結婚生活満足度で一番相関関係が高かったのは奥さんの幸福度という結果になったそうです。
世帯年収でも、奥さんの容姿レベルでもなく、単純に奥さんが幸せかどうかが結婚の幸せを決めるって何だかロマンチックですね。
つまり、自分が幸せな結婚生活を送りたかったら、まずは奥さんを幸せにするのが一番の近道ということになります。
この結果は、自分の中でスッと腹落ちしてまして、カカぁ殿下だとか女房の尻にしかれるぐらいでちょうど良いという格言も正にこの事を指してるんだなぁと。
なので、「私の幸せにしがいがある女性」というのも、どういう人だったら応援したくなって、自分が本心から幸せにしたいと思えるかという視点で属性決定をしてます。
また、愛情とか幸せって、お互いに与え合って循環させるものだと思っているので、一方的に愛情や幸せを搾取する関係にならないようにしたいなぁというのも要件定義②に現れてたりします。
4.好みの女性って具体的にどんな人?
ここまで出来れば、後は自分の優先する項目を持っていそうな女性分類をセグメンテーション手法を使って特定するだけです。
私の好みの女性の例でいえば、下記のような分類の人たちの中に、当てはまる人がいる確率が高いだろうと考えてます。
①バリキャリ頑張り女性達
年齢:28歳~
年収:500万~
学歴:高学歴
特徴:男性たちに交じって、ビジネス最前線でバリバリ働くお姉さま。活動的なので恋愛経験は豊富な人が多い。30近くになると、友人たちの結婚ラッシュがあって少し結婚を意識し始めるが、仕事も充実しているのであまり真剣には考えていない場合も多い。また、彼氏がいても、意識の高さから恋愛はできるけど結婚する相手としては違うかもしれないと疑問を持っており、ひそかに婚活している人もちらほら。
②会社組織には属さず頑張っている自立心旺盛な女性達
年齢:30歳~
年収:300万~
学歴:高卒~
特徴:ネイルサロン・美容師・ウェブ関係等、自分の手に技術を付けて頑張っていらっしゃる、たくましい系素敵お姉さま。一般的な会社組織に属さない事を好み、自由に生きている人が多い。何故か留学経験者も多い。ただ、この分類の中は個人差が非常にあるので、自分に合うかどうかは慎重に見極めが必要。
③オタク街道を突っ走り、我が道を突き進む女性
年齢:25歳~
年収:300万~
学歴:高卒~
特徴:自分独自の価値観を持っていて、人と違う道を進むことに迷いがなく自立しているという点で、オタク女子程当てはまりやすい分類も少ない。彼らは自分の幸せを明確に理解しており、貪欲に目的意識をもって自分の幸せを追いかけている。恋愛経験は比較的少なく、また特殊な恋愛観を持っている人も多いが、それはそれで好物。
※個人的には、漫画の「トクサツガガガ」の主人公みたいな女性が大好きです。
これだけやっても、まだまだ深堀が足りていないかなぁと思う部分もありますが、これ以降は机の前で考えてもあまり進まなさそうなので、実際に活動をしながらトライ&エラーでケーススタディを重ねていきたいなと思ってます。
日々これ精進ですね。
婚活マーケティング第一章:セグメンテーション
婚活マーケティング第二章:ターゲティング